「ハイビジョン」と「フルハイビジョン」の違い
ポイント
- 「ハイビジョン」=水平解像度720以上。「フルハイビジョン」=水平解像度1080。
- 「ハイビジョン」=1280×720・1366×768・1440×960。「フルハイビジョン」=1920×1080。
- 地上デジタル放送・HDVビデオカメラは「ハイビジョン」(1440×1080)。
- ブルーレイディスク・NHK BS-Hiなどは「フルハイビジョン」1920×1080。
解説
本来の「ハイビジョン」は、水平解像度1080(1920×1080)とされていました。
しかし、一定の水平解像度(720以上)を満たしていれば「ハイビジョン」と呼ばれています。
それを区別するため、本来の水平解像度1080(1920×1080)のものを「フルハイビジョン」と呼んでいます。
テレビでは、解像度が1280×720・1366×768・1440×960のものでも「ハイビジョン」と呼ばれます。
1920×1080の解像度を満たしている製品を「フルハイビジョン」と呼んでいます。
ちなみに、地上デジタル放送の解像度は1440×1080ですので、「フルハイビジョン」ではありません。
ブルーレイディスクやNHK BS-Hiなどの一部のBSデジタルチャンネルが「フルハイビジョン」(1920×1080)です。
また、ビデオカメラでも注意が必要です。
HDVビデオカメラは、解像度は1440×1080ですので、フルハイビジョンではありません。
このように、収録素材や放送・再生するメディアの解像度、映し出すテレビやモニターの解像度が全て「フルハイビジョン」でないと、本来の「フルハイビジョン」のクオリティの再現は難しいといえます。
また、「ハイビジョン(HV)」はNHKの登録商標です。そのため「HD」と呼ばれる事が多いですが、技術的な意味合いは同じです。
参照元
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5924093.html