「堅い」と「固い」と「硬い」の違い

「堅い」と「固い」と「硬い」の違い

ポイント


解説

使い分けの難しい言葉の中に「かたい」があります。「堅い」と「固い」と「硬い」と3つも感じがありますし、違いや使い分けに疑問を抱くケースもすくなくありません。テレビや新聞で使用されている場合でも、本当にこれで合っているのか疑問に思うこともあるのではないでしょうか?そこで、「堅い」と「固い」と「硬い」の違いと使い分けのポイントを整理してみます。
まず、それぞれの対義語で考えてみると、違いが大まかに浮かび上がってきます。
堅い」はもろい、「固い」は緩い、「硬い」はやわらかいが対義語になります。例えば、麺やパスタは「硬め」「やわらかめ」などの好みがある点からも分かるように、対義語は「やわらかい」になりますので、「硬い麺」「硬いパスタ」になります。
木材などを表す場合、「やわらかい木材」「緩い木材」というケースはありません。最適なのは「もろい木材」になるでしょう。ですので、この場合は「堅い木材」となります。
紐を結ぶ場合、ほどけることを「緩む」と言いますので、「固く紐を結ぶ」となります。
また、物質ではないものに対して「かたい」が用いられる場合があります。この場合、手堅いに置き換えられる場合は「堅い」、まじめに置き換えられる場合は「硬い」と覚えておくといいでしょう。「堅い商売」「堅く見積もって」などは、「手堅く」という意味を持ちますので「固い」になります。「頭が硬い」「硬い人」などは、良くも悪くもでも「まじめ」という意味を含んでいますので「硬い」になります。
これでもまだ納得いかないと思う方もいるかもしれません。その理由は、「かたい」の使い分けには許容があるからでしょう。ほとんどの場合、「固い」を用いることが許されていますし、特に「堅い」は全ての場合で「固い」の使用が許容されています。ですので、迷ったら「固い」を使えば問題ないでしょう。

参照元

堅い・固い・硬い(かたい)とは – コトバンク
「麺がかたい」の「かたい」は「固い」「堅い」「硬い」のどれが正しいのでしょうか?|漢字文化資料館

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