「打つ」と「討つ」と「撃つ」の違い
ポイント
解説
違いや使い分けに悩む漢字に「打つ」「討つ」「撃つ」があります。
ほとんどの場合「打つ」を使うとは思いますが、戦いに関係する場合「討つ」や「撃つ」とどう使い分けたらいいのか悩んでしまう事があります。
この「打つ」と「討つ」と「撃つ」の違いを整理してみました。
まず、別の動詞に置き換えてみると分かりやすくなります。
「打つ」=たたく、「討つ」=倒す、「撃つ」=発射すると置き換えてみて、一番しっくりくるものが該当する漢字になります。
また、うたれるものや使うもので判断する方法もあります。
「討つ」では必ず敵がいいますし、「撃つ」では必ず武器を使い、「打つ」は多くの場合それ以外の道具を使います。
ですので、「敵を討つ」「鉄砲を撃つ」「ボールを打つ」などになります。
「討つ」と「撃つ」の間で悩んでしまうこともありますが、この場合目的と手段で判断すると分かりやすいかもしれません。
「討つ」は目的、「撃つ」は手段となります。
「敵を討つための手段として鉄砲を撃つ」と考えると整理できます。
「鳥を撃つ」などの例外もありますが、これは鳥は敵ではありませんし、「撃つ」という表現自体が網や罠で捕まえるわけではないという手段を表現しています。
参照元
「撃つ」と「討つ」と「打つ」の違いや使い分け教えてくださ… – Yahoo!知恵袋
打つ、討つ、撃つ
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