「有る」と「在る」の違い
ポイント
解説
漢字で最も使い分けが難しいものの1つが「有る」と「在る」です。
子供に聞かれて答えに悩んだり、パソコンで変換する際に迷ったりすることも多いのではないでしょうか?
まず、最初のポイントは他の言葉に置き換えるとどのようになるかで判断することができます。
「有る」は所有、「在る」は存在に置き換えることができます。
「彼には車が有る」→「彼は車を所有している」
「そこに山が在る」→「そこに山が存在している」
などと考えると分かりやすいです。
また、「有る」は他動詞、「在る」は自動詞です。
「彼には車が有る」の場合、主語の彼ではなく車にかかりますので他動詞で「有る」、「そこに山が在る」の場合、主語の山にかかりますので自動詞で「在る」となります。
ただ、それでも判断が難しい場合も多く、どちらにも解釈できるケースもよくあります。
その場合、ひらがなで「ある」としておけば問題ありませんし、間違いでもありません。
参照元
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